磁場閉じ込め型フュージョンエネルギーシステムに関するバーチャルラボラトリ〜ムーンショット目標10デジタルシステムプロジェクト連続ワークショップ(3)〜

Asia/Tokyo
ハイブリッド開催 (対面会場:イオンコンパス東京八重洲会議室Room C)

ハイブリッド開催

対面会場:イオンコンパス東京八重洲会議室Room C

Description

(追記)オンラインポスターセッションのみ、講演申し込み期間を延長します(締切:3月17日23時59分)。

(3/9追記)9日までに発表を申し込んだ方全員に、連絡メールを送りました。万一、発表を申し込んだのに連絡メールが来ない場合は、本ワークショップ「世話人」(下記に記載)に、ご一報ください。

本ワークショップは、ムーンショット目標10「デジタルシステム」(MS10DS)プロジェクト(注1)プロジェクト概要スライドが企画している、4回の連続ワークショップ「未来予測型バーチャルラボラトリによる多様なフュージョンエネルギー開発」の第3回に相当します。

 

フュージョンエネルギーシステムの研究開発には大きな予算と長い年月が必要とされますが、未来(次世代)装置の性能などを予測する未来予測型のバーチャルラボラトリ(仮想実験室、Vラボ)が構築できれば、デジタル空間での開発(設計、性能評価、試行錯誤)が可能になり、フュージョンエネルギーシステム開発が劇的に加速します。本連続ワークショップは未来予測型Vラボをテーマに、第1回目は総論を紹介し、第2-4回ではVラボが解決すべきフュージョンエネルギー分野問題を、目的別に議論します。

第2-4回目では講演を募集し、本プロジェクトが取り組むべきテーマについて、広く意見交換します。各回は独立したワークショップですが、第1回目(総論)に参加されてから、第2-4回(各論)に参加されると、全体像がつかみやすいです。本プロジェクトはスモールスタート型であり、第2-4回ワークショップの議論の一部は、2025年度に予定されている研究開発課題の策定や課題推進者(PI)を選定する際に参考にします。

第3回目である本ワークショップは、磁場閉じ込め型のフュージョンエネルギーシステムに関するバーチャルラボラトリ(Vラボ)について、取り組むべき具体的テーマ(何を、どの程度、予測するのか?など)、および、Vラボに必要となる要素技術(例:シミュレーション手法、実験データの知見を取り込む手法、異種データの知見を統合する手法、高速計算手法)などの講演を募集し、オープンに議論します。フュージョンエネルギー分野以外の方の講演も歓迎します。

本ワークショップはハイブリッド開催なので、対面参加・オンライン参加が選べます。講演希望の場合は、口頭発表(対面・オンライン)、オンラインポスターセッション(slack利用)があります。講演形式の詳細は、下記に添付されている「補足説明(第1-4回共通)」ファイル(MS10DS-Workshop-2025Mar-hosoku.pdf)をご参照ください。

注:対面参加・オンライン参加ともに、定員に達した場合は、締切前でも募集が停止されます。

注:口頭発表の希望数が非常に多かった場合、口頭発表のみ、締切前に募集を停止する可能性があります。(受付終了)

注:対面会場(イオンコンパス東京八重洲会議室Room C)URL:https://www.aeoncompass-kaigishitsu.com/tokyoyaesu/

注:本ワークショップ公式URL:https://indico.nifs.ac.jp/e/ms10ds-ws2025mar-3

講演募集については、下記に添付されている「補足説明」ファイル(MS10DS-Workshop-2025Mar-hosoku.pdf)もご参照ください。

(注1)正式名称:ムーンショット型研究開発事業 目標10「2050年までに、フュージョンエネルギーの多面的な活用により、地球環境と調和し、資源制約から解き放たれた活力ある社会を実現」(プログラムディレクター(PD):吉田善章)プロジェクト「超次元状態エンジニアリングによる未来予測型デジタルシステム」(プロジェクトマネージャー(PM):星健夫);https://www.jst.go.jp/moonshot/program/goal10/index.html

 

Registration
講演申し込み(現在オンラインポスターセッションのみ受付中)、および、対面参加申し込み
    • 1:00 PM 1:02 PM
      「はじめに」、星健夫(MS10PM) 2m
    • 1:02 PM 1:10 PM
      「本ワークショップに期待すること」、吉田 善章(MS10PD) 8m
    • 1:10 PM 5:30 PM
      口頭発表・オンラインポスターセッション(slack利用) 4h 20m

      (オンラインポスターセッションのみ、講演募集中)

      タイムテーブル:
      1310-1325 前山伸也(NIFS)乱流輸送シミュレーション研究の課題とAI/データ駆動科学への期待
      1325-1340 今寺賢志(京都大)トロイダルプラズマにおけるグローバル乱流シミュレーションの現状とデータ駆動科学への期待
      1340-1355 永岡賢一(NIFS)バーチャルラボラトリによる実験データを用いた乱流輸送モデルの精密化
      1355-1410 糟谷直宏(九大応力研)不純物を含めたトカマクプラズマ輸送統合シミュレーション研究の現状
      1410-1425 村上定義(京都大)京都大学工学研究科における数値シミュレーションおよびデータ科学による核融合プラズマ研究
      1425-1435 休憩(オンラインポスターセッションを兼ねる)
      1435-1450 (確認中)
      1450-1505 東郷訓(筑波大)ダイバータプラズマの予測・最適化に向けたシミュレーション研究の現状とAI/データ駆動科学への期待
      1505-1520 (確認中)
      1520-1535 山口裕之(NIFS)ヘリカル閉じ込め方式の最適化と統合シミュレーション
      1535-1545 休憩(オンラインポスターセッションを兼ねる)
      1545-1600 浅井朋彦(日本大学)超高ベータプラズマFRC における運動論的平衡・輸送とその予測への期待
      1600-1615 吉川正志(筑波大) GAMMA 10/PDXの実験データ活用とバーチャルラボラトリ
      1615-1630 長谷川真(九州大)次世代球状トカマクの設計支援に向けたデータ駆動型未来予測技術への期待
      1630-1645 伊庭野健造(大阪大)商業炉実現に向けた性能予測の精度向上とFASTの意義
      1645-1650 星健夫(MS10PM)中仕切り
      (注:Zoomはここで終了)
      1650-1720 オンラインポスターセッションコアタイム(対面会場内での自由討論も可)

      オンラインポスターセッション発表者:
      ・横山 達也(QST)時系列モデルに基づく異常検知を用いたJT-60Uにおけるディスラプションの研究
      ・大谷寛明(NIFS)(タイトル非公開)
      ・本多充(京都大)ニューラルネットワークガウス過程回帰による代理輸送モデルの構築
      ・森下侑哉(京都大) データ同化を活用したLHD プラズマのデジタルツイン制御
      ・成田絵美(京都大)機械学習を利用した乱流輸送モデリング

      注:オンラインポスターセッションは、slackを利用(参加者にメールで案内予定)。
      注:ポスター展示時間は1200-1800で、slack上で(文字ベースの)議論が可能。