核融合炉の社会実装に向けた安全性科学の構築

Asia/Tokyo
核融合科学研究所 管理・福利棟 4階 第一会議室 および リモート(zoom)

核融合科学研究所 管理・福利棟 4階 第一会議室 および リモート(zoom)

説明

 脱炭素に貢献するクリーンなエネルギー源として核融合発電が注目されており、近年では核融合スタートアップ企業を始めとして早期実現に向けた取り組みが進められています。核融合炉は、核分裂炉と比較してクリーンで安全と謳われているが、核反応を利用することから放射線の発生や材料の放射化、放射性物質の取り扱いなどに関する安全確保が求められます。また、核融合炉として一定の安全性を担保するためには、システム安全に関する工学設計のみならず、施設から放出されるトリチウムの環境・生物影響研究や関連する法整備までを網羅した議論が必要です。
 本研究会では、核融合炉工学システムおよび炉システム安全性、炉内での放射性物質挙動、放射性物質の環境挙動・生体影響研究、廃炉・廃棄物処理に関する研究、アウトリーチ・パブリックコミュニケーションに関する最新の知見、研究動向に関する講演とともに、核融合安全科学研究体制の構築にかかる議論、核融合炉の社会受容性にむけた方法論、法整備に関する総合討論を行います。

 研究会は対面での開催を主としますが、利便性を鑑みzoomシステムを活用して対面・遠隔のハイブリッドで実施します。核融合安全性研究にご興味をお持ちの研究者、学生の皆様のご参加をお待ちしています。

共催: 第1回 可知化センシングユニットセミナー

・参加申込締め切り:
 宿泊施設利用・旅費希望者: 2025年7月14日(月) 12:00
         上記以外: 2025年7月25日(金) 12:00

 

登録
参加申し込み
    • 13:45 13:55
      挨拶 10分
      発表者: 横山, 須美 (長崎大学)
    • 13:55 14:35
      QSTにおける核融合安全性研究(仮) 40分
      発表者: 染谷, 洋二 (量子科学技術研究開発機構)
    • 14:35 15:15
      QST原型炉研究開発共同研究: 環境生物影響研究(仮) [リモート発表] 40分
      発表者: 赤田, 尚史 (弘前大学)
    • 15:15 15:40
      coffee break 25分
    • 15:40 16:20
      QST原型炉研究開発共同研究: ROPUCO研究開発(仮) 40分
      発表者: 見城, 俊介 (量子科学技術研究開発機構)
    • 16:20 17:00
      アウトリーチ活動、社会受容(仮) 40分
      発表者: 竹西, 亜古 (兵庫教育大学)
    • 9:10 9:50
      放射線発生装置の廃止処置(仮) 40分
      発表者: 佐瀬, 卓也 (核融合科学研究所)
    • 9:50 10:30
      核融合材料からみた安全性研究(仮) 40分
      発表者: 長坂, 琢也 (核融合科学研究所)
    • 10:30 10:50
      coffee break 20分
    • 10:50 12:10
      総合討論 1時間 20分
    • 12:10 12:15
      閉会の挨拶 5分
      発表者: 横山, 須美 (長崎大学)