「見る可視化」から「調べる可視化」、「見せる可視化」へ 先進的可視化表現法とデータ科学の研究会

Asia/Tokyo
シミュレーション科学研究棟1階会議室およびZoom (核融合科学研究所)

シミュレーション科学研究棟1階会議室およびZoom

核融合科学研究所

寛明 大谷 (核融合科学研究所)
Description

 数値シミュレーションデータを対象とした画像化技術としての可視化は、その研究成果がプラズマ物理を含む多くの学術分野に広く浸透しました。しかし、可視化は、見えないモノを視て、モノとモノの間の関係を視ることで、新しい情報を取り出し現象を解明し、また、研究成果を研究者間で共有したり、一般市民に紹介したりすることが目的です。この気づきや理解を与える表現法や解析法が、データ科学とも協調して研究されています。これらの研究では、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)やゲーム用開発エンジンなど先進的な可視化技術によるクロスリアリティ(XR:仮想空間(VR)、拡張現実(AR)、複合現実(MR)の総称)や、人工知能(AI)・機械学習・深層学習によるデータ解析が重要な役割を果たしています。

 本研究会では、CAVE型VR装置CompleXcopeを有する核融合研においてVR可視化の実演発表を行うことが大きな特徴であり、新たな可視化技術・表現法、データ科学と可視化情報学の融合による可視化解析に関する成果発表や意見交換を行う予定です。

 本研究会は、日本シミュレーション学会 核融合・プラズマ及び関連分野の研究に関する可視化研究委員会による研究会、及び核融合科学研究所 可知化センシングユニット ユニットセミナーも兼ねます。

 核融合研でのオンサイトとオンライン活用のハイブリッドで開催する予定です。旅費の支給については研究代表者にご一任ください。旅費を希望される方は、出張手続きがございますので、12月9日までに申し込みください。

 ご多忙の折、大変恐縮ですが、皆様方の参加をお待ち申し上げております。

 

                                2025年11月10日

                                核融合科学研究所

                              大谷寛明(研究代表者)

 

日時:20251217()―18()

場所:核融合科学研究所シミュレーション科学研究棟1階会議室とオンラインによるハイブリッド開催

発表形式:口頭発表(発表25分、質疑応答5分)

連絡先:vr2025_at_nifs.ac.jp (_at_を@に置き換えてください)

 

●本シンポジウムでは参加者名簿を作成します。名簿は必要に応じて開示する場合があることを予めご承知おきください。

●発表申し込みの際にご登録いただいた発表タイトル・要旨は本研究会の報告書に記載いたしますのでご承知おきください。

●研究会報告書を作成するための参考資料として、発表後に発表資料を集めます。可能な範囲で構いませんので、資料提供にご協力ください。

●(オンライン参加時の注意点)発表・質問は、当事者間のみならず、多くの研究会参加者の前でっているということを意識し、有益で建設的な議論を掛けてください。

●発表の録画,録音,撮影(スナップショット)は御遠慮ください.

●研究倫理教育を未受講の方は受講してください。 無料で研究倫理教育を受講できるサイトもございます。

 例:本学術振興会「elcore」 https://elcore.jsps.go.jp/top.aspx

 研究倫理教育に関する問い合わせ先は、核融合科学研究所管理部研究支援課研究支援係(kenkyu-shien@nifs.ac.jp)までお願いいたします。

●本研究会は、原著論文等で公表されている(もしくは、これから公表する)研究成果の発表・意見交換会という位置づけになっております。参加者間の情報交換におきましては、みなし輸出管理の観点もご考慮いただき、適切にご対応ください。

 (※)みなし輸出管理につきましては、下記HPなどを参照ください。

    https://www.nifs.ac.jp/collaboration/ryui.html#014

●現在、国内にお住まいで、日本の研究機関と雇用関係にない方(学生・名誉教授等)は、安全保障貿易管理に関するアンケートフォームにもご回答ください( https://www.nifs.ac.jp/collaboration/ryui.html#014 )。既に他の研究課題等で回答された方は不要です。

Registration
The agenda of this meeting is empty