今更ながら初めて公式に広報や参加者募集をして科学体験教室を主体者として開催したので報告する。これまで研究室に依頼されてスポット的に開催する事はあったが、近年技術職員同士の横のつながりが生まれ、2024年に有志で科学教室ワーキンググループとして活動するに至った。開催回毎にそれぞれの専門分野をテーマとし今回液体窒素を用いた体験教室を主宰した。特徴として見せるだけでなくなるべく触ってもらう事を念頭に企画した。創意工夫等を報告する。
ヘリウムは貴重な資源のため、学内利用者にはヘリウム回収配管の整備を求めている。
小動物用MRIが保健学科にあり、現在回収配管の整備に向けて動いている。
この間も貴重なヘリウムが大気放出されていること、また担当者が配管整備に意欲的であることを踏まえて、配管が整備されるまでの間、可搬型ガスバッグを用いてヘリウムを回収することとした。
装置上部の改造や、回収ユニットの設置等により、実現に至った経緯を発表する。
本学ではヘリウム液化機としてLinde社のL280を2011年から運用している。2022年10月に2基のタービンのうち、後段だけが起動しないトラブルが発生した。電気系統に問題はなく、分解後の目視確認でも異常は確認されなかったが、再組立すると運転することができた。その後2022年11月と2025年1月にも同様の症状が再発したが、分解組立によって直った。原因はいまだ不明であるが、症状と対策について発表する。
当施設ではヘリウムを液化・供給・回収し再液化するリサイクルシステムを運用している。2025年3月頃に液体ヘリウムを供給した複数の研究室で微細流路の閉塞が発生し、実験が長期間停止する事態となった。閉塞の原因を液体ヘリウム中に混入した水素が固化したものと推定し、システム内の水素除去対応と原因考察について報告する。
本学では極低温環境を必要とする研究者に液体ヘリウムの提供を行っている。使用後に気化したヘリウムは回収ラインを通じて集められ再び液化されるというシステムで運用されている。一方、再利用するシステムを持たない研究機関・企業では液体ヘリウムを大気へ放出している。近年ヘリウム価格の急激な高騰の影響もあり新たなリサイクルの動きが活発となっている。本学での取組について紹介する。